2年前、何も大丈夫じゃないのに大丈夫なふりをして笑うことが常だった。人気の少ない20時のカップラーメン売り場は張り裂けそうになる胸を自由にするには最適で、高く積まれた商品もしくは派手な立体ポップのうしろで私は声を殺して泣いていた。人が来たら目…
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